この記事では、離乳食をなかなか食べてくれなかった息子が、どうやって離乳食を食べるようになったか紹介します。
「離乳食、全然食べてくれない」
「突然食べなくなった」
「いろんな食材を試さないと・・・」
離乳食について悩みすぎて、すごく追い込まれました。
当時はそんなことを思っていました。
そんな私と同じように悩んでいるあなたが、少しでも離乳食についての問題を解決できるように、以下のことをまとめました。
この記事ではあかちゃんが、
- 離乳食を食べない時の対処法
- 息子が離乳食を食べるようなった経緯
- 離乳食を食べない時期の乗り越え方
について、私の経験談を元に紹介します。
少しでも参考になれば嬉しいです。
赤ちゃんが離乳食を食べない 生後5、6ヵ月目の頃の対処法
離乳食を始めた頃、息子にあげていたものは10倍粥、じゃがいも、にんじん、かぼちゃ、カブなどです。ある日突然これらを食べなくなりました。
試行錯誤した結果、再び食べるようになった方法は、10倍粥については、手で裏ごししていたのをブレンダーでとろとろにしたことで食べるようになりました。
野菜については、何種類かの野菜を一緒に煮込んで、その際に取れる野菜だしと共に裏ごしした野菜を与えたところ、食べるようになりました!
以下、試したことについて詳しく記載します。
- スプーンを変える
- 食べる姿勢を変える
- 食材の形状を変える
- 野菜だしを取る
スプーンを変える
シリコンのスプーンとプラスチックのスプーンを試しましたが、どちらがいいというこだわりはありませんでした。赤ちゃんによっては、スプーンを変えることで食べるようになる場合もあるそうです。木のスプーンも良さそうですよね。
食べる姿勢を変える
抱っこの姿勢であげていましたが、バウンサーに乗せてあげることにしました。
また、足がブラブラしている状態よりも、地(足置き)に足がついている方が良いらしく、それも試しました。確かに、足を地につける方が良さそうな感じはしました。
こちらの方法は市の栄養士さんに聞いた方法で、あまり本にも載っていなかったので、知らない方は試してみるといいかもしれません!
食材の形状を変える
10倍粥は炊飯器のお粥モードで炊いたものを、裏ごし器を使って手でこしていました。時間がかかる為か、お餅のようにベタベタした形状になっていました。
これが良くないのか?と思い直し、ブレンダーを購入。お粥をブレンダーにかけたところ3秒でとろとろに!
結果、ブレンダーでとろとろにした10倍粥は食べてくれるようになりました。
こんなに簡単にとろとろにできるなんて思っていなかったので、もっと早くブレンダーを買えばよかったです。離乳食初期にブレンダーはおすすめです。(でも1ヵ月くらいで使わなくなります。)
野菜だしを取る
野菜は市販の冷凍裏ごし野菜を使っていたのですが、それを辞めました。何種類かの野菜を一緒に煮込むと、茹で上がった野菜と、その野菜だしがとれます。
野菜だしと裏ごしした野菜を一緒に与えたところ、食べるようになりました。今までと食いつきが全然違い、美味しそうに食べていました。やはり手作り野菜の方が美味しいですよね。作ったかいがあります。
こうして一回食の食べない時期をなんとか乗り越えることができました!しかし、2回食になった生後7ヵ月目に再び食べない時期が訪れました(泣)
赤ちゃんが離乳食を食べない 7、8ヵ月目の対処法
7ヵ月目は以下4つのことを試し、だんだんと食べるようになっていきました!以下、詳細について記載します。
- 食材の硬さや形状を変えてみる
- 苦手な食材は好きなものと混ぜる
- 椅子を変える
- 子供と親と一緒に食事をとる
食材の硬さや形状を変えてみる
ゴックン期では裏ごしした状態のものを食べていましたが、モグモグ期に入り、食べ物の形状は細かく刻んだものにしました。お粥については、7倍粥からは粒が残ったまま与えました。
市の栄養士さんに、「いつまでもドロドロしたものを与えないで。」と言われて実践しました。
結果、息子は少し形がある方がお気に召した様で、よく食べてくれました。こんなに粒だけど大丈夫?って思いましたが、意外と大丈夫なんですね。
赤ちゃんの成長によると思いますが、ドロドロ状を嫌がる場合もあるので、モグモグ期が近づいたら、食材の形状をステップアップしてみるといいかもしれません。
苦手な食材は好きなものと混ぜる
苦手だった食材もバナナや納豆と一緒に与えると食べてくれました(例えば小松菜などです)。単品で食べてくれると一番嬉しいのですが、食べてくれるならこの方法でもいいと思います。
椅子を変える
腰がしっかり座ってきたので、ベビーチェアを購入しダイニングテーブルへ設置しました。腰がしっかりした後はバウンサーよりはベビーチェアの方が食べやすそうでした。
腰が据わったらベビーチェアへ座らせてあげるのが良いと思います。
子供と親と一緒に食事をとる
食べながらあげるの、なかなか難しいですよね。しかし一緒に食べた方が良く食べてくれました。
毎日は無理でも、夫や親など自分以外に誰か居る時は、一緒に食卓を囲めるといいですね。きっと食事の楽しさが伝わると思います。
赤ちゃんが離乳食を何をやっても食べない時の対処法
何をやっても食べない時、ありますよね。悩みましたが、以下の方法をとっていました。
- 凝った料理は作らない
- 市販のベビーフードを使用する
- 離乳食をしばらくお休みする
- Instagramでキラキラの離乳食をみない
- 食べさせようと思わないで差し出すことだけでOKと考える
凝った料理は作らない
もぐもぐ期、パクパク期になると使える調味料や食材も増え、料理もレパートリーが広がると思います。時間や気持ちに余裕があるときはもちろん作ってあげました。
しかし、息子は凝った料理ほど食べてくれませんでした(泣)
味付けなしの茹で野菜、少量の醤油で味付けた野菜炒め、お味噌汁など。簡単にできる料理がお好みのようで、手間をかけた私としては残念でしたが、食べないより食べてくれるならば何でもいいやと思って作りました。
赤ちゃんの好みの料理がわかると、食べない時期も乗り越えられるかもしれませんね。
市販のベビーフードを使う
ベビーフードを使うことに初めは抵抗がありましたが、考えてみれば、栄養バランスはちゃんとしているし、食材の味や形状も使ってみて勉強になりました。
時間と手間をかけずにさっと出すことができ、もし食べなくても、ママの精神的ダメージは少ないと思います。
私はベビーフードにとてもお世話になっています。外出する際は衛生面も考え必ずベビーフードをあげています。非常食としても備えておくといいですよね。
メーカーによって味付けやとろみ加減が違うため、赤ちゃんに好みがでるかもしれません(息子がそうでした)。一度いろいろな種類を買ってお家で試しておくと、いざ外出した際安心してあげられると思います。
離乳食をしばらくお休みする
私はゴックン期(生後5ヵ月)の頃、一度1週間ほどお休みしました。改めて仕切りなおすと、赤ちゃんもママも気持ちの準備ができ、また食べるようになるかもしれませんね。
Instagramでキラキラの離乳食をみない
Instagramの離乳食、見たことありますか?
キラキラ可愛く盛り付けている離乳食、毎日作るの大変です。
(正直見ない方が良いです。メンタルやられました・・・)
私はInstagramで日々離乳食の作り方を参考にしていました。
ですが、頑張れば頑張るほど食べてくれません。もう悲しいし、イライラするし。。
食べさせようと思わないで差し出すことだけでOKと考える
もう、何やっても食べない。っていう時の精神論です。食べさせることをゴールと思わなければママの心は少し救われませんか?
まとめ 赤ちゃんが離乳食を食べない時の対処法
我が家は以下を試して離乳食を乗りきりました。
- スプーンを変える
- 食べる姿勢を変える
- 食材の形状を変える
- 野菜だしを取る
生後7,8ヵ月目は以下の4つを試しました。
- 食材の硬さや形状を変えてみる
- 苦手な食材は好きなものと混ぜる
- 椅子を変える
- 子供と親と一緒に食事をとる
赤ちゃんが何をやっても食べない時は以下を実践しました。
- 凝った料理は作らない
- 市販のベビーフードを使用する
- 離乳食をしばらくお休みする
- Instagramでキラキラの離乳食をみない
- 食べさせようと思わないで差し出すことだけでOKと考える
離乳食ってママも赤ちゃんも初めてのことで、戸惑うと思います。私はかなり戸惑い悩みました。食べない時期があっても、母乳やミルクで栄養が取れてれば問題ないと思います。いつかちゃんと食べてくれる日がやってきます。
息子は1歳ごろからもりもり食べるようになり、今では足りなくて泣く、という毎日を過ごしております(笑)全然食べなかった日が嘘のよう。これも、試行錯誤した日があったから、ちゃんと食べてくれるようになったのかもしれません。
今、離乳食で悩んでいるママ、食べなくても落ち込まないでください。疲れたら手を抜いていいです。
ベビーフードに頼ったり、時にはお休みしたりして少しづつ進んでいきましょう。そのうち必ず食べる時期がやってきます!
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